Mami's note

２年前の３月。
まだたくちゃんは３歳、しょうちゃんは１歳だったときなんだけど。
その頃、２人の夜泣きの上に昼間も子供に掛かりっきりで、疲れからかめまいがひどくなっていたのです。
２人ともその頃は私にべったりなので、誰かに預けるということも出来なくて。。。
それに義母も「家にいるんだから母親が見るのが当たり前」と言って「子供が出来ない人もいるというのにストレスが溜まるなんて言うもんじゃない！」っていうことを常に言われていたので、私自身逃げ場がなくて。
ある朝、目が覚めて「ああ、今日も１日が始まるんだ～」と思ったとたん胸が苦しくなり、めまいで起き上がれなくなり、そんな状態でも子供２人ともが「おかあさん！」「おかあさ～ん！」とぐずりまくる。
インターホンで母屋に助けを呼んでも畑に出ていて誰も出ない。
そんなことが続くうち、「いつまためまいが襲ってくるかも・・・」と思うと出掛けることが出来なくなってしまったのです。
特に、車の運転中、信号待ちの間に周りをとり囲まれてしまうと怖くて怖くて。。。
今思うと「パニック障害」のようなものだったのかもしれません。

その後、産婦人科で相談すると「月経前症候群」と診断され、薬物療法とともにとにかく自分が変わるしかない！と思って、ストレスを感じないように感じないように・・・と過ごしてきました。
環境が変わらない以上、自分が変わるしかないですからねぇ。

その年からたくちゃんを保育園に通わせ、何とかしょうちゃん１人だけうちで見ることにして。
出掛けるときにはダンナや義姉、実家の母にお願いしてつれて出てもらったりして。
本当に、周りの家族がいたからこそやっていけたんだと思う。
誰にも「まだ自分で運転できないの？」なんてことも全く言われなかったし。
そういう意味では本当に私は恵まれているんだな～と思います。

はじめは誰かと一緒でも出掛けると怖くなってめまいがしたりしてたんだけど、いつからか少しずつ出られるようになり、最近はしょうちゃんをつれてうちから２０分くらいの交通量の少ない隣町まで行けるようになってきていたのです。

で、昨日、たくちゃんを皮膚科に連れて行くため、市街地へ。
たった２０分くらいのところなのに、そこですら今まで行けなかったところ。
（しかもかつての職場のすぐお向かいなのです）
なんとか行けそうだったので、その後市街地を抜けて実家まで行くことに。

ついに行くことが出来たけど、どちらかというと、行くことより帰る方が怖いのです。
なぜなら、うちまであと２ｋｍちょっとってころに片側３車線の大きな交差点があり、そこを右折しないといけなくて、そこがとても怖いのです。
そこさえなければ、もっと早く回復してただろうけど。
なんせ見通しが悪く、死亡事故も多発している交差点なので・・・

かなり交通量の多い道を通らなくてはいけないので、今までどうしても行けなかったんだけど、ついに行くことが出来ました。
行く決心が付いた、と言った方が正しいかもしれませんが。

と言うわけで、昨日は私にとって大事な１日になりました。
これからしょうちゃんも保育園に入ると私も仕事に復帰することを考えなくてはいけないし、その第１歩を踏み出したって感じです。